「留学したい!」という気持ちは固まったものの、私の周りには留学経験がある人がいなくて、正直どこから始めたらいいか分かりませんでした。そこで最初に頼ったのが 留学エージェント です。 無料面談 留学する国や方法によってエージェントも違うので、私は最初に何も決めず、いくつかのエージェントさんの無料オンライン面談を受けました。 面談では、 どの国が合っているか 語学学校に行くか、コミュニティカレッジに行くか どんな専攻があるのか 必要な英語力(TOEFLなどのテストスコア) 学費の目安 などについて話しました。こうして相談していくうちに、自分のやりたいことや選択肢が少しずつ明確になってきたと思います。 サポート あるエージェントさんはTOEFL対策のオンライン塾を紹介してくれたり、大学候補を無料で選んでくれたり、何度も面談してくれました。 最終的に私は TOEFLスコアを満たしていたことでキャンペーンが適用され、無料でフルサポートを受けられるエージェント を利用しました。 正直、サポートがなかったら、 ビザの準備 必要書類の作成 出願する学校を絞ること どれも自分一人では難しかったと思います。 体験談の大切さ ちょうどその頃、偶然SNSでアメリカの大学に通っている高校の先輩とつながることができました。実際の生活や勉強について直接聞けたのは本当に心強かったです。 やはり、体験談を聞くことは貴重。だからこそ、私もこのブログを通して「これから留学を考えている人たちの力になれたら」と思っています。
Japanese
TOEFL
語学学校に行かずに直接進学を目指すなら、ほとんどの場合 TOEFLスコアが必須 になります。ここでは、私がTOEFLを受験した流れを紹介します。 ※4年制大学に直接入学する人は、SAT が必要になる場合もあります。私の渡米はコロナ明けの時期だったので、SATは必須ではない特別対応のところもあったと記憶しています。 英検準1級を目安に 私の英語の先生に「TOEFLを受けるならまずは英検準1級」とよく言われていました。英検そのものは留学で直接役に立つわけではありませんが、基礎力をつける目安になります。 準1級レベル → 文法で大きな不自由がなくなる 語彙が増える → TOEFLで出る難しい単語(日本語でも分からないような専門用語)が出ても、周りの文脈から推測できる TOEFLでは 「知らない単語が出ても意味を推測する力」 が大切だと感じました。 TOEFLの勉強方法 私は最初どう勉強していいか全く分からず、エージェントさんに紹介してもらった TOEFL塾のオンライン短期集中講座 を受けました。 Reading / Listening:大人数レッスン Speaking:少人数レッスン Writing:提出後に講師からフィードバック 講座終了後は、教材を使って演習を続けました。使ったのは韓国のテキストで解説は読めなかったのですが、とにかく問題数をこなせたので役立ちました。 また、TOEFL公式問題集(分厚くて重い本!)も活用しました。練習問題や解説、模擬テストまで揃っていて、とても充実しています。 TOEFLを受けてみて 試験時間は 3〜4時間 と長く、とても疲れました。正直「もう受けたくない…」と思いました(笑)。 その後4年制大学へ編入するときには、代わりに Duolingo English Test を受験しました。 自宅で受験できる 1時間で終了 受験料も安い というメリットがありましたが、当時は新しいテストで受け入れていない大学もあったので注意が必要です。 (→ このDuolingo体験談はまた別の記事で紹介するかも?)
学校選びと渡米まで
アメリカの学校の種類と進学ルート アメリカにはさまざまな学校システムがあり、「秋入学しかできない」というわけではありません。4年制大学に進学する代表的なルートは次の通りです。 語学学校 → コミュニティカレッジ → 4年制大学 語学学校 → 4年制大学 コミュニティカレッジ → 4年制大学 4年制大学に直接入学 各学校の特徴 語学学校:TOEFLなどのスコアがなくても入学可能。英語力を伸ばしながら、一定レベルに達するとコミュニティカレッジや4年制に進学できます。 コミュニティカレッジ(コミカレ):TOEFL60前後が目安。学費は4年制より安く、年齢やバックグラウンドも多様な学生がいます。 4年制大学:TOEFL80以上が目安。学費は高めですが、専門性のある授業を受けられます。 ※コミカレや4年制大学の多くでは、英語力が少し足りなくても「条件付き入学」でESLを受けながらスタートできる場合もあります。 セメスター制とクオーター制 セメスター制:2学期制。120単位が必要。夏休みが長い。 クオーター制:4学期制。180単位が必要。夏休みは短めで、学期間の休みは10日ほど。 コミカレがクオーター制、4年制がセメスター制でも編入は可能ですが、単位互換や編入時期には注意が必要です。 私は 「コミカレ → 4年制」 のルートを選びました。TOEFLのスコアで語学学校を飛ばせたこと、そして「高校卒業後に間を空けずに進学したい」という思いから、エージェントさんにお願いしてクオーター制のコミカレを探してもらいました。 渡米までのスケジュール 留学エージェント探し 学校の選び方が分からず、自分で全て手配するのは不安だったので留学エージェントを利用しました。複数の会社でカウンセリングを受け、最終的に自分に合ったところを選びました。 TOEFL コミュニティカレッジに入学するにはTOEFLなどのスコアが必要です。私はまず「何から始めればいいか分からない」という状態だったので、短期でTOEFL対策のオンライン塾に通い、無事にスコアを満たせました。(高校3年生の冬ごろ) 学校選び・出願 カウンセラーと相談しながら優先条件を整理し、出願校を3校に絞りました。必要書類をそろえ、出願は代行していただきました。 ビザの発行 渡米まであまり時間がなかったため、代行業者にお願いしました。 寮の手配 寮の管理人と直接メールでやり取りし、入寮日や必要書類を調整しました。 オンラインオリエンテーション 学校のスタッフと何度か話す機会があり、サポート体制を確認できて安心できました。ただ、日本時間の早朝に開催されるのは大変でした! 荷造り・出発! 私は4月入学を決めたため、準備がかなりギリギリになってしまいました。事前に候補の学校や条件を考えておくと、余裕をもって準備できると思います。 正直、私はあまり事前リサーチをしていなかったのですが、不思議とコミカレ選びに後悔はありませんでした。これは少し珍しいケースかもしれません。
はじめに
こんにちは!じんぎすです。アメリカの4年制大学を卒業してから、現在、OPTで働いています。 このブログでは、アメリカでの留学生として実体験をお伝えします。 留学を考え始めたとき、大変だったのは情報集め。友達、家族、周りの人で留学経験がある人はおらず、どこから準備を始めたらよいかわからず迷っていました。ネットに情報はたくさんあるものの、求めているものと違ったり、すべてがまとまっているものがなかったりと苦労した覚えがあります。 そこで!覚えているうちに私が知っていることを整理してまとめる、シェアするための場所を作りました。今現在数年前の私のような人たち、もしくは親御さん、アメリカの大学ってどんな感じなのかな?と思っている人に少しでも役に立ててもらえると嬉しいです。